喪失の歌
music bySatoru Komata
words bySatoru Komata
released in2019
words bySatoru Komata
released in2019
薄紅の風が 北へ去ったこの町に
取り残されたあたし 空を見上げる日々
最後の1枚のパン トースターに放り込み
冷蔵庫開けてみれば 買い忘れたマーガリン
窓を開ける 温もりに似た湿った風が頬を撫でる
かじりかけのパンに レースのカーテンの影が揺れる
Ah 曇り空の水たまりを飛び越えてかけてゆく
いつものあの空き地の角曲がれば目の前に
いつもの海いつもの風「あの日と同じだね」
その言葉が行き場なくこの空に消えてゆく
手を伸ばしても何もつかめない
薄墨の雨が 海へ去ったこの町に
取り残されたあたし 川を見つめる日々
不意に陽の差す窓辺 冷めたカップに手を伸ばす
思い出せないいついれたのか それより今何時なの
つけっぱなしラジオが言うよ「それじゃみなさんまた明日」
また明日何があるというの お願い教えて
Ah 真白な雲目を細めて見上げれば光あふれ
溶けてしまえ消えてしまえ それでも目の前に
いつもの海いつもの風「あの日と同じだね」
その言葉が行き場なくこの空に消えてゆく
手を伸ばしても何もつかめない
